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液体窒素による冷凍治療

液体窒素

液体窒素(えきたいちっそ)とは、空気の約80%をしめ、ふつうの温度では気体である窒素を液体にものです。透明で見ためは水と変わらないのですが、マイナス196度と非常に冷たいのが特徴です。身の回りにある冷たいものの代表であるドライアイスがマイナス79度くらいですので、冷たさがお分かりと思います。室温で置いておくと、蒸発して空気中の窒素にもどります。爆発などはしませんので、ご安心ください。

治療の実際

その液体窒素を綿棒の先にある綿球にふくませ、病気の部分に何秒か接触させてから離します。病気の部分が白く凍り、少し痛みを感じますが、周囲の正常な皮膚にはほとんど影響がありません。10秒くらいすると、凍ったところが体温でとけて元の色に戻ります。これを何回か繰り返すことにより、病気の部分の細胞を壊していきます。

対象となる病気

この治療の対象になるのは、いぼ(尋常性疣贅)や脂漏性角化症くびいぼ(アクロコルドン)などですが、ほかの病気に使う場合もあります。

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