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しみ

「しみ」という言葉は医学的な病名ではなく、皮膚の一部が茶色くなったり黒くなったりして、表面から盛り上っていないものを表す俗称です。患者さんが「しみ」と考えているものの中には、いろいろな皮膚病が含まれており、皮膚がんのこともありますので注意してください。この項では、最も多い日光黒子(にっこうこくし)について説明します。

症状

日光黒子は、顔や手の甲など、日光を浴びやすい場所に主にみられる「しみ」です。褐色の円形に近い形で、大きさは直径数ミリ~数センチとさまざま。老人性色素斑という別名が示すとおり、中年以降に多いものです。盛り上がってくると、脂漏性角化症に移行することがあります。普通かゆみなどは無いのですが、見ためを気にして来院される方が多いようです。

ほほの日光黒子

治療

がんの疑いがなければ、治療の必要はありません。治療を希望される場合は、ぬり薬(ヒドロキノンなど)を塗って頂いたり、レーザー照射を行いますが、健康保険は使えません。

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